お城めぐり:大阪城(2026年10月)

青空と大阪城天守閣 お城めぐり
青空と大阪城天守閣
青空と大阪城天守閣

「下見だし、ちょっと歩いてみよう」くらいの気持ちで歩き始めた大阪城。3時間歩いて見られたのは、全体の1/5くらい、いやもっと少ないかも・・・。大阪城、広すぎました。やはり今日も最高でした。

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大阪城ってどんなお城?

1583年に豊臣秀吉が築き始めた大阪城。でも秀吉の城は1615年の大坂夏の陣で落城。そのあと徳川幕府が全国の大名を動員して、築き直しました。いま目にする石垣や堀は、この徳川の時代のものなんです。

天守は江戸時代に落雷で焼けてしまい、いまの天守閣は1931年に大阪市民の寄付で復興された3代目。2026年10月には、国の重要文化財に指定することが答申されたばかりです。

森ノ宮駅から、遠い天守閣を目指して

歩いて回るのは初めてではないけれど、「お城を見るぞ!」と意気込んで来たのは今回が初めて。14時30分頃、森ノ宮駅の3-B出口からスタートしました。

地上に出ると、天守閣はずいぶん遠く。この時点で、すでに広い。公園では櫓の特別公開の案内を見つけて、「これ行きたいんだよね〜」と心の中でメモ。

森ノ宮駅を出てすぐ、遠くに見える大阪城天守閣
森ノ宮駅を出てすぐ、遠くに見える大阪城天守閣

大阪城音楽堂の横の階段を上がって、木漏れ日の中を玉造口方面へ。外堀沿いには一番櫓を眺められるベンチがいくつかあって、少し進むともっと近くに見えるベンチも。きれいだな〜と眺めていたら、上空にANAの飛行機。いつもは飛行機の窓から大阪城を見る側なので、逆の立場で見上げられたのがちょっとうれしかったです✈️

石垣に、足が止まる

玉造口の狭間と矢穴

玉造口から城内へ。石垣の上に並ぶ狭間(さま:鉄砲や矢で敵をねらうための穴)が素敵で、撮影が止まりません(笑)

大きな石には、石を割るときに彫った矢穴(やあな)の跡もずらり。大阪城の石垣は大きい石ばかりなので、矢穴までなんだか豪快に見えます。

外堀越しに見ていた一番櫓へ

さっき外堀越しに眺めていた一番櫓に、ようやく到着。南外堀沿いにはもともと7つの櫓が並んでいて、いま残っているのは一番櫓と六番櫓だけなんだそうです。

本丸のにぎわいがうそみたいな、静かな道

一番櫓から南へ進んで、豊國神社の南側の道へ。ここが今回いちばん好きな場所になりました。

南外堀を見渡せる場所に、ちょうど腰掛けられる石があって、日陰でひと休み。麦茶を飲んで、写真を撮って、石垣を眺めて。大きな銀杏の木が風に揺れる音を聞きながら、暑い一日だったけれど、風が気持ちよかったです。

豊國神社南側の、だれもいない静かな道
豊國神社南側の、だれもいない静かな道

だれも来ない。きっと一生だれも来ない、というくらい静かで穏やか。観光客でいっぱいの本丸とは大違いで、ここも大阪城の一部だなんて信じられないくらいでした。ここ好き。

空堀を抜けて、桜門の巨石へ

静かな道を進むと六番櫓。石垣のすき間から、中の小石が見えている場所がありました。石垣の裏側には「栗石(ぐりいし)」という小石を詰めるそうなので、たぶんそれ・・・?

その先には、水のない空堀。石垣と一面の緑が広がっていて、水堀とはまったく違う景色です。ここは最初から空堀だったそうで、なぜ水を入れなかったのかはいまもわかっていないんだとか。

桜門をくぐると、一気に人が増えます。そして目の前には巨大な石。正面の「蛸石(たこいし)」は重さ約108トン、城内一の巨石で、左側の「振袖石(ふりそでいし)」も城内3番目の大きさなんだそう。すごい!信じられない大きさ!・・・なんですが、大阪城は大きい石ばかりなので、だんだん大きさの感覚が狂ってきます(笑)

天守閣は、外からぐるっと

今回は天守閣には入らず、まわりをぐるっと歩いてみました。角度を変えると、印象がずいぶん違います。

裏側の石垣を見上げて「これは藤堂高虎かな?」と思ったものの、確かめられず。藤堂家が担当したという南外堀の石垣も見つけられなかったので、これは次回の宿題です。

立派な石落とし(石垣をのぼる敵に石を落とすための仕掛け)を見つけたり、「ちょっと石垣ずれてる?!」という場所に首をかしげたり。近くの説明板によると、終戦前日の1945年8月14日の空襲で、天守閣の北東側の石垣が傾いたんだそうです。あの「ずれ」は、もしかするとこれ・・・?

天守閣を撮るのに疲れて、ふと見ると夕焼け。ベンチで休憩していてもこの眺め。最高かよ。

夕焼けに染まる大阪城天守閣
夕焼けに染まる大阪城天守閣

刻印探しは、うれしくて、むずかしい

山里口出枡形から本丸を出て、隠し曲輪へ。ここで石垣の刻印を見つけました。刻印は、石垣づくりを分担した大名たちが目印として彫ったもの。見つけた瞬間、うれしい!!

そのあと、刻印石を集めた「刻印石広場」へ。たくさんの石が並んでいるのに、はっきりした刻印は意外と見つけにくくて、探すのにひと苦労。これなら隠し曲輪のほうがわかりやすかったかも!

たくさんの石が並ぶ刻印石広場
たくさんの石が並ぶ刻印石広場

突然の大雨と、京橋口の巨石

さっきまで青空の下の天守閣を撮っていたのに、内堀のあたりで突然の雨。小さな傘をすぐにさしたけれど、まさかこんな大雨になるとは・・・。海外からの観光客の方も、たくさん雨宿りしていました。激しかったけれど、20分もしないうちに止んでくれました。

ライトアップが始まった京橋口では、また巨石に出会いました。京橋口桝形の巨石のなかでも「肥後石」は、城内2番目の大きさなんだそう。すごく大きい。大阪城の巨石、全部見つけたくなりました。

ライトアップされた京橋口桝形の巨石
ライトアップされた京橋口桝形の巨石

京橋口から城外に出て、外堀沿いを大手門の方へ。17時30分頃、この日はこれでおしまいです。

まとめ

約3時間歩いても、全体の半分なんてとんでもない。1/5くらい?もっと少ない?!というくらいしか見られませんでした。門があるとついつい入っちゃうのも、進まない理由かもしれません。

次は大手門からスタートして、まずは外堀を1周、西の丸庭園など内堀沿いを1周と、少しずつ本丸に近づいていこうかなと思っています。あ、次は歩きやすいスニーカーで来ます(笑)

大阪城めぐりはまだまだ続きそうです⭐️楽しかった〜

大阪城 基本情報
所在地大阪府大阪市中央区大阪城1-1(大阪城天守閣)
料金大阪城公園(屋外)は無料。大阪城天守閣(豊臣石垣館を含む)は大人1,200円、大学生・高校生600円、中学生以下無料(2026年10月時点)
開館・開城時間大阪城公園(屋外)は散策自由。大阪城天守閣は9:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館・休城日大阪城天守閣は12月28日〜1月1日
アクセスOsaka Metro・JR「森ノ宮駅」、JR「大阪城公園駅」、Osaka Metro「谷町四丁目駅」「天満橋駅」など。天守閣まではどの駅からも徒歩15〜20分ほど
見どころ桜門桝形の蛸石、京橋口桝形の肥後石、隠し曲輪の刻印、刻印石広場、一番櫓・六番櫓、空堀、豊國神社南側の静かな道
御城印・スタンプ御城印「大阪城 登閣証」(300円)は天守閣内のミュージアムショップで販売。日本100名城スタンプ(54番)は天守閣1階のインフォメーションに設置。どちらも天守閣の中にあるため、入館料が必要です(2026年10月時点)
所要時間の目安天守閣と本丸まわりだけなら1〜2時間ほど。石垣や櫓を見ながら城内を歩くなら、半日以上みておくと安心です
備考2026年10月、大阪城天守閣を国の重要文化財に指定することが答申されました。多聞櫓・千貫櫓・乾櫓などの内部は、期間限定の特別公開のときだけ見学できます(2026年10月時点)
ひとりさんぽメモ豊國神社南側の道は人が少なく、南外堀を眺めながらゆっくりひと休みできます。トイレは園内のあちこちにありますが、この道沿いにはないので先に済ませておくと安心。自販機は本丸にもあるけれど、暑い日は大きめの飲み物を持っていくのがおすすめです。とにかく広いので、地図は事前に印刷しておくと便利。急な雨に備えて小さな傘を持って、歩きやすい靴でどうぞ。
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