
いちばん心に残ったのは、天守でも、石垣でもなく、復旧の現場で作業をしている職人さんたちのお姿。崩れた石垣がひとつずつ元の場所へ戻っていく、その途中に立ち会えた?一日でした。(石垣もやっぱりいいのよ?好きなんやけど・・・)やはり今日も最高でした。
歩いた順路を写真で見る → 熊本城ルートマップ(2026年6月・2日目)
熊本城ってどんなお城?
築城の名手・加藤清正が手がけた、難攻不落で知られる名城です。ほんとに知れば知るほど、難攻不落というか鉄壁というか、、、お城の外周回ってるだけでもやられてしまうんじゃないかという守りの堅さ。ちなみに熊本城は日本三名城のひとつに数えられることもあり、とにかく広い。そして2016年(平成28年)の熊本地震で甚大な被害を受け、いまも復旧の真っ最中です。
天守だけ見て帰るなら1日でまわれるんだけど、石垣やお堀まで歩いて見ようとすると、1日では全然時間が足りない。結局2日がかりになりました。
順番待ちの石垣と、動き出した現場
歩いていてまず目を奪われるのが、前日に引き続き崩れ落ちた石垣の石たちでした。ひとつひとつに番号札がつけられて、黒い袋やグリ石といっしょに、ずらりと並んでいます。どこにあった石なのかを記録して、また元の位置へ戻すためなんだそう。気の遠くなるような作業です。(詳しくはこちらのリンクから→1日目「お城めぐり:熊本城(2026年6月・1日目)」)

膨大な数の石が、順番待ちをするように静かに待っている。その光景だけで、胸がいっぱいです。
そして飯田丸(いいだまる)へ。じつは福岡城を訪れたとき、「次は作業中の様子を盗み見したい」と書いていたんです。それが今日は叶いました。クレーンが稼働して、職人さんが石を扱っている。素屋根の中の作業までは見えないけれど、これぞまさに動いている現場です。

すぐそばには、きれいに整えられた石が出番を待つように並んでいました。あの順番待ちの石たちの中にも、そろそろ番が回ってくる子がいるのかもしれない。そう思うと、なんだか胸が熱くなりました。「あなた、たぶん次よ。今日か明日には積まれるわよ。」みたいなレベルの石垣もありました。
天守の中は、知らないことだらけ

復元された天守の中は、展示がとにかく充実していて、ぜんぶ読んでいたら何時間あっても足りません。「空中雪隠(くうちゅうせっちん)」── 建物の外に空中に張り出したトイレもあって、めっちゃ楽しい。(空中雪隠はじつは先日放送されたブラタモリでタモリさんが行っておられました!一緒のところに行けて感激⭐️)ただ、真新しいヒノキの個室は、なんだか用を足す場所には見えず、ちょっと違和感(笑)


天守からの眺めも見事…なんですが、街並みより縄張り(城全体の設計)を上から眺めるのに夢中になってしまって、気づいたら景色の写真をほとんど撮っていませんでした。加藤清正公がここから「絶景なり〜」とか言って見てたのか〜とか想いを馳せたかったけど、縄張りに必死で(笑)

古い写真と、いまを重ねて
天守の展示には、明治のころに撮られた熊本城の古写真が並んでいました。同じ場所、同じ角度で撮影した写真があったかな〜とカメラロールを探して、いまの姿と並べてみる。ぴったり同じ場所には立てなくても、石垣の隅角(すみ)や櫓の見え方が重なると、それだけでとてもうれしい。


変わってしまったもの、変わらずに残っているもの。古写真を見てから改めて散歩をすると、城跡の時間がまたぐぐぐっと立体的になりました。
復興城主になりました🏯
今回は二の丸広場の休憩所横にある復興城主の事務局で寄付をしてきました!「復興城主」にも無事に登録できました。実は前日に行ったんだけど、現金支払いのみで、現金の持ち合わせがなく・・・現金を用意していざ事務局へ!

天守4階のモニターにはデジタル芳名板が映し出されると聞いていたので、さっそく試して見たけど、まだ反映されていませんでした。そりゃそうよ、だってさっきやったところだし(笑)次に来るときの楽しみがひとつ増えました。

ほんの少しでも復興に役立ててもらえれば嬉しいなと思っています。心から応援しています!
まとめ
天守だけならさらっといけるのかもなんだけど、石垣やお堀や櫓をじっくりと見てまわっていたら、2日かけてもまだ足りないくらいとても広いお城でした。比較的すいている場所やゆったりしている時間もあって、自分のペースでじっくりと見てまわれたのもとてもよかったところ。
震災から10年。復興は今の熊本城とは切り離せないもの。崩れたところも、修復されたところも全部ひっくるめて、今日の熊本城なんだなぁと思います。順番待ちの石が、ひとつずつ元の場所へ戻っていく ── その続きを定期的に見届けていきたいです。復興城主として(笑)


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