福岡城跡で、石垣に圧倒されてきた話

福岡城跡で、石垣に圧倒されてきた話 名城めぐり
福岡城跡で、石垣に圧倒されてきた話

天守はないけど、ここに確かに城があった・・・のか!野面積みの石垣が、想像以上に大きくてしっかりしていて、見上げてはワクワクする。

福岡城ってどんなお城?

福岡城は、関ヶ原の戦いの功績で筑前52万石を与えられた黒田長政が、父であり築城の名手と言われた黒田官兵衛とともに、慶長6年(1601年)から7年かけて築いたお城です。

ちなみに天守があったかどうかは、実はいまだに謎なんだそう。「一時期あったけど取り壊された」という説もあるけれど、確証は残っていないとか・・・。城跡を歩きながら「ここに天守があったのかな?」と想像するのも、また楽しい時間。

福岡城跡の石垣を見上げる
福岡城跡の石垣を見上げる

最寄り駅は地下鉄空港線の大濠公園駅。赤坂駅から行くルートもあるみたいなので、見たい場所に合わせて調べてから行くのがおすすめです。とにかく広いので。

圧巻の石垣と、愛のこもった復元

野面積みの石垣をただただ見上げる

最初に石垣を目の前にしたとき、思ってたより大きくてしっかりしていて、びっくり。野面積み(自然の石をそのまま積み上げる工法)がほとんどで、ひとつひとつ形の違う石が、どっしりと組み上げられています。

野面積みの石垣
野面積みの石垣

すーっと伸びる斜面、手を伸ばしても届かない高さ。お城に詳しいわけではないけれど、これを人の手で積み上げたんだなあと思うと、それだけで胸がいっぱいになりました。

登れるかな?と想像しましたが、途中で転げ落ちました(笑)

石がゴロゴロ、ワクワクした補修現場

歩いていたら、石垣の補修工事中の場所に出会いました。職人さんはお休みだったみたいで作業はしていなかったんだけど、上から見下ろすとたくさんの石がゴロゴロ並んでいて、これがまた楽しい。

石垣の補修現場
石垣の補修現場

どこをどうやって組み上げているのか、わたしにはさっぱりわからないけど、わからないなりに「次はぜひ作業中の様子を盗み見したい!」って思ったのでした。完璧な姿じゃなくて、こういう途中の場面に出くわすのも、ひとり旅の醍醐味だなあとしみじみ。

潮見櫓に感じた、福岡城への愛

新しく復元された潮見櫓(しおみやぐら)も、ぜひ見てほしい場所。

復元された潮見櫓
復元された潮見櫓

昔ながらの工法を再現しながら、大切に保管されていた古材も使って組み上げられています。新しい材木にも尊さがにじむのに、そこに古材が大切に再利用されていて、福岡城への愛がじんわりと伝わってくるんです。

棟上げのときに天井裏に上げる板に「これが潮見櫓です」と書いてあったらしくて、これまで月見櫓だと思われていたものが実は潮見櫓で、潮見櫓だと思われていたものはまた別だった、という発見もあったそう。調べると新しいことがわかる、というのもおもしろいなあと思いました。

ちなみに潮見櫓も、多聞櫓も、内部の公開日が限られているので、行く前に調べていくのがおすすめです。

Street Museumで時を超える

「Street Museum」というアプリ、これが結構楽しかった。

スマホでその場所に昔建っていた建物がCGで現れて、説明もしてくれます。「これがすごい!」というよりも、「ここはどんな感じだったのかな?」とチラチラ見るのが楽しい。

目の前には何もないのに、復元画像があるだけで、その空間に建物が見える気がするし、そこを行き交う人たちの気配まで感じられるよう。城跡を歩く楽しみが、ぐっと広がりました。

御城印4種、クリアタイプは絶対おすすめ

通年販売されている御城印は、黒田官兵衛と黒田長政の通常の紙タイプが2種、銀色の長政公、クリアタイプの官兵衛のもの。せっかくなので4種コンプリートしました。

クリアタイプを買うかどうか悩んでいたら、スタッフの方が「お城とか好きな場所を背景にして、透かして撮影されたりしてみなさん楽しまれてますよ」と教えてくれて、目から鱗。早速試してみました。

クリア御城印と石垣を重ねて撮影
クリア御城印と石垣を重ねて撮影

最初に出会った石垣を背景に、撮影。そのあとは花壇のお花を背景にパチリ。透かす場所が変わると印象もガラッと変わって、これは楽しい。クリアタイプの御城印に出会ったら、ぜひ試してみてほしいです。

クリア御城印を花壇を背景に撮影
クリア御城印を花壇を背景に撮影

まとめ

天守はなくても、石垣は雄弁。福岡城跡は、想像以上に広くて、のんびり歩ける名城でした。比較的人も少なくて、自分のペースで石垣やお堀を楽しめるのもうれしいところ。

福岡城跡の石垣とお堀の眺め
福岡城跡の石垣とお堀の眺め

多聞櫓は少し奥まったところにあるからか、こわいくらいに誰もおらず・・・

多聞櫓付近のひっそりとした景色
多聞櫓付近のひっそりとした景色

ちかくにあったベンチに座って一人で少しの時間お茶を飲んで休憩しました。贅沢すぎる・・・

ベンチでひとりお茶休憩
ベンチでひとりお茶休憩

今回は時間が足りなくて、福岡市立美術館にも大濠公園にも行けなかったので、また次回。次は補修現場で職人さんが作業しているところを盗み見できるといいなあ。

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