流白浪燦星 碧翠の麗城 昼の部(2026年9月)

松や月、城と登場人物たちが描かれた南座の「流白浪燦星」公演の緞帳 歌舞伎

南座の天井を背景に飛んでいく米吉さんが、美しすぎて眼福。宙乗り目当てで初めての2階西側にしたら、花道はまったく見えなかったけど(笑)、たくさん笑って、幕間にはお迎えする子まで増えました。やはり今日も最高でした。

『流白浪燦星 碧翠の麗城』ってどんな舞台?

『流白浪燦星(ルパン三世)碧翠の麗城(へきすいのれいじょう)』は、ルパン歌舞伎の第2弾。モンキー・パンチの「ルパン三世」を原作に、戸部和久さんが脚本・演出を手がけています。

物語の舞台は封建時代。お家のために望まない結婚をさせられようとしている瀬織姫がルパンと出会い、古城のお宝を巡る冒険が始まります。今回の南座では、片岡愛之助さんがルパンと石川五ェ門の二役、中村米吉さんが瀬織姫を演じます。

以前の公演では右近さんが五ェ門で、今回も拝見したい気持ちはあったのですが、愛之助さんがルパンと五ェ門を演じる早替りも、かっこよくて楽しかった!

宙乗り目当てで、初めての2階西側へ

南座正面の外観と「流白浪燦星 碧翠の麗城」の看板。別日に撮影
南座の外観。※別日に撮影した写真です。

劇場の中では、松や月、お城を背景に登場人物たちが描かれた緞帳が、とても素敵。まだお芝居が始まっていないのに、これだけでテンションが上がる⤴️

松や月、城と登場人物たちが描かれた南座の「流白浪燦星」公演の緞帳
登場人物たちが描かれた「流白浪燦星 碧翠の麗城」の緞帳。

宙乗りを近くで観たくて選んだ2階西側ですが、花道も舞台下手も全く見えません。そちらでの演技は、音声だけでお楽しみください状態。前屈みになれば見えるのかもしれないけれど、前屈みは・・・ねぇ🥺我慢我慢です。

今回はあらすじがよくわかっていたので、イヤホンガイドは借りませんでした。

最初の幕間は、コラボサンド

幕間のお弁当は何も考えていなかったのですが、2階の「なだ万とんかつ」で公演コラボのサンドを発見。愛之助さんのインスタで見たやつだ! 数量限定でしたが、買えました⭕️

赤い紐のついた、予告状仕立ての箱まで公演仕様です。中にはかつサンドとだし巻きサンド。意外としっかりボリュームがありました。

幕間には宙乗りの準備も進み、緞帳の前までワイヤーが伸びていて「これ、いきなりくるか?」と、やっぱりそわそわ。

幕間のあとは、笑いっぱなし

マモちゃん、商品紹介までしちゃう

二幕目が始まってすぐ、花道に登場したのは、マモー姿の「マモちゃん」(千壽さん)😂 といっても、わたしの席からは見えていません(笑)。インスタグラムで先に見ていたし、お話の内容で「あ、マモちゃんだ」とわかりました。まさに、音声だけでお楽しみください状態。あらすじを説明してくれるのですが、商品紹介までしちゃって、おもしろいの。マモちゃん、ほんとおもしろくて好き(笑)。

2階まで届いた、客席とのやり取り

ルパン、次元、姫君が客席に降りて歩く場面も、たしかこの二幕目だったと思います(二幕目と三幕目は続けて上演されるので、どこが境目だったか、あいまいです・・・)。途中で愛之助さんに桃屋の「きざみしょうが」の瓶が手渡されて(笑)しかもそのあと、その瓶をお客さんにあげていました😂 羨ましすぎるし、おもしろすぎ。

さて、この客席とのやり取りは2階にも及びます。
米吉さんが「2階にもたくさん人がいますねー」と言うと、次元役の笑三郎さんがひと言。

「あれは全員、別班だ」

でたー! VIVANTだー! かっこよーーーーーー!別班になれた〜(笑)
ね、こういう時事ネタ(?)大事(笑)。もう、笑いっぱなしでした。

お茶屋さんの注文は、ご近所案内つき

お茶屋さんでの注文シーンも、このあたりだったかな。愛之助さんが「松葉のにしん蕎麦」、米吉さんが「鍵善良房さんのくずきり」と注文すると、店主がお店の場所までご紹介(笑)。阿闍梨餅に八ツ橋まで出てきて、地元のお店の紹介にも余念がありません。これは今度、聖地巡礼?しなければ(笑)。

南座の天井と、米吉さんの宙乗り

そして三幕目、いよいよお目当ての宙乗りです。

2階席でも、役者さんと目線が揃うというより、こちらが少し下から見上げる感じでした。でも、その見上げた先の天井が、またとても素敵なのです。南座の天井を背景に飛んでいる米吉さんが、美しすぎて眼福。あの光景が見られただけでも、今日は来てよかったって思いました🥺

一方のルパンは、下に落っこちそうになってから、空中平泳ぎで上まで戻っていくんですけど、これがまるでアニメの一コマ。あの動きができる愛之助さん、尊敬します(笑)

2回目の幕間、かわいい二人をお迎え

2回目の幕間には、ついにかぶきにゃんたろうをお迎えしました🐈 三毛模様に緑の首輪、金色の鈴。かわいい。定式幕を背景に、記念撮影📷

定式幕を背景にした、緑の首輪と金色の鈴をつけたかぶきにゃんたろうのぬいぐるみ
ついにお迎えした、かぶきにゃんたろう。

それだけでなく、みなみーなまでお迎えしてしまいました。買うつもりはなかったのに、マモちゃんが紹介するから・・・つい。二幕目の商品紹介、しっかり効いています(笑)。赤い体に青い屋根のような帽子、後ろには大きく「南座」の文字。前も後ろも撮ってしまいました。

南座の赤い座席のエアウィーヴクッションに座らせたみなみーな
エアウィーヴの上に、ちょこんと。

かわいすぎる姫君と、最後の記念撮影

大詰まで、米吉さんの瀬織姫はもう、終始ずーーーーっとかわいい。特に最後の場面のひと言は、かわいすぎてびびった。宙乗りではあんなに美しかった方が、このひと言ではこんなにかわいいのだから。

ここで愛之助さんに質問。「米吉さん、めちゃくちゃかわいいんだけど、ほんとに惚れてしまったりしませんか?」わたしは惚れました。

そして、中車さんの銭形のとっつぁんも、表情や動きに愛嬌があって、素敵でした。『カリオストロの城』のあのラストを思い浮かべながら、終盤はもう、あのセリフ待ち。そのラストは素敵だったのですが、残念ながら花道での演技で私の席からはお姿が見えなかったー😭 宙乗りはあんなに近くで観られたのに、ここは見えない。

お芝居のあとはカーテンコール、そして撮影大会もありました。「#ルパン歌舞伎」の札に、華やかな衣裳、舞台に散った紙吹雪。舞台上の皆さんを写真に収められるなんて、いつもの歌舞伎とはまた違う楽しさです。最高かよ。米吉さんは、袖に手を入れたままのお手振りまでかわいい。お芝居が終わっても、まだかわいいんだもの。

「ルパン歌舞伎」の札を掲げ、紙吹雪の散った舞台に並ぶ公演衣裳姿の出演者たち
華やかな衣裳と紙吹雪に囲まれた、最後の記念撮影。

まとめ

たくさん笑わせてもらったけれど、歌舞伎を観た満足感もしっかり残っています。義太夫節があって、ルパン三世の主題歌は三味線で。見得を切る場面も多く、立廻りに早替り、宙乗りまで。なんかもう、歌舞伎全部のせって感じでした。ルパンの物語を楽しみながらいろいろな見どころに触れられるので、歌舞伎の入り口にもなるかな〜と思います。

イヤホンガイドなしでも問題なかったのですが、幕間の愛之助さんと米吉さんの特別対談の放送は聞きたかったなぁ。やはりイヤホンガイドって、毎回必須だよ・・・😭

お席も、宙乗りは一瞬だから、今度はやはりいつもどおり1階か、2階でも東側にしようかな。あの美しい宙乗りを観られたのは嬉しかったけれど、花道のとっつぁんも拝見したい。何事も学びですね〜。

『流白浪燦星 碧翠の麗城』公演情報
公演名流白浪燦星 碧翠の麗城
劇場南座(京都)
公演日程休演・貸切日程を含め、公式サイトをご確認ください。
開演時間昼の部11:00/夜の部16:00 ※昼夜同一狂言
原作・脚本・演出モンキー・パンチ 原作「ルパン三世」/戸部和久 脚本・演出
主な出演片岡愛之助(流白浪燦星・石川五ェ門)、中村米吉(瀬織姫)、市川笑三郎(次元大介)、市川中車(銭形刑部)ほか
昼の部の上演時間序幕11:00〜11:35/幕間30分/二・三幕目12:05〜13:35/幕間20分/大詰13:55〜14:30
ひとり観劇メモ今回の2階西側のお席は、宙乗りを近くで観られる一方、花道と舞台下手は見えませんでした。見え方は席の位置によって異なります。
公式サイト・チケット歌舞伎美人 公演情報

※上演時間は鑑賞時の案内に基づきます。最新の公演情報は公式サイトをご確認ください。

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