
約束までに少し時間があったので、急遽歌舞伎座へ。思い立ったが吉日、というより思い立った数時間後には客席にいられるのが、一幕見席のすごいところです。やはり、今日も最高でした。
『末広がり』ってどんな演目?
七月大歌舞伎 昼の部の幕開きを飾る『末広がり(すえひろがり)』は、狂言をもとにした舞踊劇。主人の大名から縁起物の扇「末広がり」を買ってくるよう命じられた太郎冠者が、それが扇のことだと知らず、まんまと古傘を売りつけられてしまう、というユーモアたっぷりのお話です。太郎冠者は中村隼人さん、大名は市川染五郎さん。
じつはこの『末広がり』、観るのは今回で3回目。1回目は一幕見席、2回目は最前列、そして今回また一幕見席です。通ってしまう理由は、のちほど。
一幕見席の入り方
チケットは当日の朝にオンラインで購入。お値段は1,000円+システム利用料110円で、しめて1,110円。あと1円で1,111円になったのにな〜。この気軽さ、ほんとうにありがたい。
入口は、歌舞伎座の正面に向かって左側にある一幕見席専用入口から。エレベーターで4階へ上がります。観劇できるのは4階のみで、1〜3階には行けません。帰りも専用階段で1階までおります。


4階からの眺めと客席
一幕見席の客席は、なんと2列だけ。おすすめは2列目の後ろの方です。最後列なので「後ろの人に迷惑かな?」と気にしなくていいのが気楽(前のめりは最後列でもNGです🙅♀️)。客席の後ろにはベンチもあって、開演までゆっくり待てます。


そして4階ならではの特徴が、天井との距離。ほぼ天井です(笑)。舞台は思ったよりちゃんと見えますが、花道は七三だけかろうじて・・・。役者さんの出と入りは見えないので、そこは割り切りが必要。


急遽買った、歌舞伎座オペラグラス
急に来たのでオペラグラスを持っておらず、歌舞伎座オリジナルの3倍オペラグラス(1,100円)を購入。ロゴ入りなのがうれしい。


ただ、ピントを合わせるらしきクルクルするところを回していたら、回しすぎたのか何が正解かわからなくなり、そこからはクルクルクルクル。結局、使い方がわからないまま終わりました(笑)。3倍なので「少し拡大したい」くらいのとき向きかなと思います。
3回目の『末広がり』
この演目のお楽しみが、太郎冠者の傘回し。1回目は成功、2回目は成功ならずでしたが、今日の傘回しは・・・ドキドキしましたが、今回は大成功!うれしい!勝手に勝率を追いかけています。
そして末広がりで一番好きなのが、傘回しのときに扇子を使って拍手する大名。めっちゃ嬉しそうですごくかわいい(笑)。
まとめ
待ち合わせや次の予定まで時間があるとき、さらっと観られる一幕見席。全幕はちょっと、という人にもおすすめです。お手軽に歌舞伎を浴びられる幸せ(浴びる、って我ながらどうなのよ)。
帰り道、東銀座駅のホームが定式幕デザインなことに気づいてテンションが上がりつつ、歌舞伎気分のまま次の予定へ💨


