
お正月の大阪松竹座、門松が飾られておめでたい雰囲気・・・なんだけど、それ以上にすごかったのが「にざたまコンビ」目当ての大混雑。素晴らしい大入り〜〜〜!19年ぶりの共演を、東側のお席から堪能してきました。やはり今日も最高でした。
にざたまコンビってなに?
片岡仁左衛門さんと坂東玉三郎さん、長年コンビを組んできたおふたりのことを、ファンは親しみを込めて「にざたま」と呼んでいます。今回は大阪松竹座では実に19年ぶりとなる共演ということで、もう開演前から場内の熱気がすごい。お正月の華やぎと、待ちに待ったコンビの登場とで、おめでたさがダブルです。
演目は二本立て。鶴屋南北作の『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』から「土手のお六・鬼門の喜兵衛」、そして清元の舞踊『神田祭(かんだまつり)』。悪い夫婦と、粋な夫婦、まったく違う二組を一度に楽しめる構成でした。
こんな贅沢な公演、できることなら毎日通いたい・・・。


東側のお席から

今回のお席は東側。大阪松竹座には桟敷席(劇場の両脇にある特別なお席)はないんだけど、位置的にはちょうど桟敷席のあたり。斜めから舞台を眺める角度で、少し段があるので視界良好でとても見やすいお席です。
桟敷席はやはりお二人用のお席として作られているのでおひとり様だとちょっとハードルが高いけど、大阪松竹座のこのお席はおひとり様でも選びやすい。
門松が飾られた玄関、お正月らしいおめでたさ。しかし、何度でも言うけど、それ以上に人、人、人・・・!にざたま効果おそるべし。
自然すぎて、すごさに気づけない
一本目の『於染久松色読販』は、ちょっと悪いことをする夫婦のお話。玉三郎さんが”悪婆(あくば)”と呼ばれる役柄の土手のお六、仁左衛門さんが悪の色気たっぷりの鬼門の喜兵衛を演じます。
で、観ていて思ったんです。二人の掛け合いが、本当の夫婦みたいに息ぴったりで、むしろ違和感がなさすぎる。「自然すぎて、その二人の空気感のすごさに気づけない」みたいな状態。意味、伝わります?自然すぎて「これはすごいことなんだ」ということすら、観ているこっちはわからなくなってくる。(大事なことなので、2回言いました。笑)
長年のコンビだからこその境地なのかなあ、と。
念願の『神田祭』
二本目の『神田祭』は、お祭りの賑わいのなかで、粋な鳶頭(とびがしら)と艶やかな芸者が仲睦まじく踊る舞踊。一本目の悪い夫婦から一転、今度は華やかで仲良しな二人です。
実はこの演目、これまで拝見したことがなくて、めちゃくちゃ期待して行きました。そうしたら、期待以上に素晴らしくて感動・・・。とにかく仁左衛門さんがカッコ良すぎた(笑)。80代だなんて、信じられますか?才能や実力はもちろんなんだけど、それ以上に、日々たくさん努力をされているのかなぁと感じました。でもやっぱり才能か・・・
まとめ

ランチとディナーの合間に、さくっと観劇するつもりだったんです。上演時間も比較的コンパクトだったし。なのに、観終わったらもう大満足すぎて、めっちゃ疲れた(笑)。でも大満足の大阪松竹座での観劇でした。帰り道は道頓堀今井でおうどんかな〜。
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