八月納涼歌舞伎 第一部(2026年8月・3回目)|定額制サービス④

八月納涼歌舞伎 第一部(2026年8月・3回目) 歌舞伎
東劇からビルの間に見える歌舞伎座
東劇からビルの間に見える歌舞伎座

今回は歌舞伎座に直行せず、まず東劇へ寄り道。というのも、シネマ歌舞伎とMETライブビューイングのスケジュールが欲しくて。ビルの間に見える歌舞伎座を眺めつつ第一部へ向かいました。今月3回目の『怪談 牡丹燈籠』、やはり今日も最高でした!

まずは東劇へ寄り道

歌舞伎座の近くにある東劇は、シネマ歌舞伎やMETライブビューイングを上映している映画館。この日は上映スケジュールをもらいに立ち寄りました。赤いじゅうたんの階段が、ちょっとレトロで良い雰囲気なんです。

赤いじゅうたんが敷かれた東劇館内の階段
赤いじゅうたんが敷かれた東劇館内の階段

そして東劇からは、銀座のビルの間に歌舞伎座の瓦屋根がちらり。いつも正面から見上げる歌舞伎座を、少し離れたところから眺めるのも新鮮でした。近代的なビル群の中に、あの屋根。銀座らしい景色です。

八月納涼歌舞伎 第一部『怪談 牡丹燈籠』

八月納涼歌舞伎第一部の怪談牡丹燈籠の演目掲示
八月納涼歌舞伎第一部の怪談牡丹燈籠の演目掲示

第一部は通し狂言『怪談 牡丹燈籠』。三遊亭円朝の傑作落語をもとにした怪談物の代表作で、歌舞伎座での上演はなんと23年ぶりだそうです!伴蔵は坂東巳之助さん、お峰は尾上右近さん、萩原新三郎は市川染五郎さん、お露は尾上辰之助さん。そして三遊亭円朝と馬子久蔵の二役を松本幸四郎さんが勤め、円朝が高座で語りかける趣向の演出です。

定額制チケットのおかげで、今月これが3回目の『牡丹燈籠』。同じ演目を一か月に3回って、我ながらどうかしてる(笑)でも3回目には、3回目の楽しみがあるんです。次はいつ定額制観劇サービスで歌舞伎座に通えるかな〜。

3回目だから見える、右近さんの表情

今回のお席は2階の上手側、2列目。「良席が取れないなら取らない」ポリシーを勝手に掲げているわたしにしては、めずらしい選択です。舞台から少し離れている分、オペラグラスで右近さんの表情をじっくり拝見しました。

3回目ともなるとさすがにある程度の展開はわかっているので、「お!いよいよ!くるぞくるぞ〜〜〜!」と待ち構えて観られるのが楽しい。右近さん演じるお峰の表情から、目が離せません。ほんと、けんけん、最高すぎるのよ。

そして何より、右近さんのセリフの間合い。伴蔵の怖い話に「それからどうなるの😭?」と続きをせがむ場面も大爆笑だし、「おかえり」「(あかりを)はい、つけますよ」なんて本当に些細な一言で、客席がどっと沸くんです。セリフ自体は何でもないのに、間合いだけで笑わせるってすごくないですか?笑いの神様、確実にケンケンにおりてます。

例のごとく辰之助さんの幽霊もガン見👀でもね、それをすると染五郎さんが見られないのよ・・・(毎回のジレンマ)
オペラグラス使用時は本当にどちらを見るのかを選ぶのがめちゃくちゃ難しい・・・「辰之助か、染五郎か、それが問題だ」的な。いやほんとはどっちもやで?でも今回は幽霊一択。来月、舞台写真で買おうと思います👻

それから今回しみじみ良かったのが、乳母お米を演じる尾上緑さん。幽霊としての在り方が完璧でめちゃくちゃ幽霊!当たり役では?!と思いながら観ていました。3回目にしてようやくちゃんと拝見できました、素敵でした。また拝見したいです。

ちなみに、客席のみなさんが毎回笑われる箇所がいくつかあるのですが、「ここって面白いところなのかな?」と思う部分もあったり。3回目になると、客席の反応そのものも観察対象になってくるのが不思議です。わたしの感覚がズレてるのかな〜(笑)そこって笑うところ〜?!って不思議に感じながら見てました。

熊本地震の復興支援募金

歌舞伎座に設置された令和8年熊本地震復興支援募金箱
歌舞伎座に設置された令和8年熊本地震復興支援募金箱

館内には、令和8年熊本地震の災害義援金の募金箱が設置されていました。以前、国立文楽劇場でも募金をしたので、こちらでも国立文楽劇場での募金金額と同額を。文楽劇場でも歌舞伎座でも同じ支援が行われているのを見ると、なんだか少しあたたかい気持ちになります。本当に私の気持ちだけの金額ですが、少しでも熊本の方々の力になれればと思います。あと、もっと大々的に義援金を募って欲しいです!ひっそりしすぎてて気づかない方多そうです。早く熊本に行きたいです✈️

幕間は花篭の花車膳

歌舞伎座3階花篭で食べた花車膳
歌舞伎座3階花篭で食べた花車膳

幕間の食事は、3階の食事処「花篭」で花車膳をいただきました。月替わりの特別膳ではなく、いつも用意されている定番メニューです。

正直に言うと、「いつでもあるもの」にはあまり興味がなかったのですが・・・食べてみたら、実はちょうどいい分量なのかも🤩という発見がありました。御飯、焼き物、煮物、揚げ物、小鉢にお吸い物までそろって、幕間に食べきりやすいボリューム。定番、あなどれません。

花篭の花車膳に入った焼き魚や揚げ物と御飯
花篭の花車膳に入った焼き魚や揚げ物と御飯

あ、でもデザートが付いていないという落とし穴あり🕳️ではめでたい焼きでも買って帰りますか?って思うでしょ?みんなそう思うよね、花篭もめでたい焼きも3階だしお店も目と鼻の先だしね?でもね、食事を終える頃には、もう幕間終了間近なのよ。大人気のめでたい焼きは売り切れてる可能性も高いんですよ・・・ということは、花篭に行く前にめでたい焼きを買って行くというのはどうでしょう!って思いついたのです!!それはめちゃくちゃいいかも!!!!どうですか?最高だけど食べ過ぎじゃない?

とはいえ、来月はしっかり月替わりのお膳を予約しました。もちろん吉兆も。学びとはいったい(笑)

帰りに銀座でお茶

終演後は、マリアージュ・フレール銀座本店でお茶をしてから帰りました。その記録はまた別の記事で。

観劇後のお茶の記録はこちら → 卓上の旅:マリアージュ フレール 銀座本店(2026年8月)

まとめ

東劇への寄り道から始まって、3回目の『牡丹燈籠』、募金、花車膳、そして銀座でお茶。文化鑑賞びたりの一日でした。

同じ演目を3回観ると、物語だけじゃなくて、役者さんの間合いや客席の反応まで楽しめるようになってくる。定額制観劇サービス、恐るべし。次も日程を調整して、毎日歌舞伎座に通えるようにしたいです!

最新のチケット発売情報はこちら → チケット発売スケジュール

八月納涼歌舞伎 第一部 公演情報
公演名八月納涼歌舞伎
公演期間2026年8月2日(日)〜26日(水) ※休演日:10日(月)、18日(火)
劇場歌舞伎座(東京・東銀座)
開演時間第一部 午前11時
演目・出演第一部 通し狂言『怪談 牡丹燈籠』(三遊亭円朝 原作/大西信行 脚本)坂東巳之助、尾上右近、坂東新悟、中村橋之助、市川染五郎、尾上辰之助、尾上緑、河原崎権十郎、松本幸四郎 ほか
上演時間第一幕 11:00〜12:16/幕間 35分/第二幕 12:51〜14:04(8月10日時点)
チケットチケットWeb松竹
ひとり観劇メモ幕間は35分が1回。3階「花篭」で食事をするなら、めでたい焼きは先に買っておくのが安心です。2階席でもオペラグラスがあれば役者さんの表情までじっくり楽しめます。
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