
團菊祭五月大歌舞伎・昼の部の余韻そのままに、時間があったのでちらりと歌舞伎座ギャラリー(歌舞伎座タワー5階)へ。やはり今日も最高でした。
エレベーターで、まさかの7階
昼の部のあと、少し時間があったのでエレベーターで歌舞伎座ギャラリーがある5階へ。5階のボタンを押したいのに押せない・・・あれ?止まらない。着いたところは7階でした。
どうやらこのエレベーター、歌舞伎座タワーのオフィス用だったらしく、5階は基本的にスルー。ひとけの少ない7階のフロアでベンチを見つけて、しばし放心(笑)お茶飲んだりして、普通にベンチで休憩した人に。
これはこれで、おひとり様ならではの寄り道?改めて1階に戻って、別のエレベーターで5階へ。ようやく、到着です。
歌舞伎座ギャラリーってなに?
歌舞伎座ギャラリーは、歌舞伎座タワー5階にある常設展示スペース。歌舞伎の歴史や舞台機構などをパネルや模型でわかりやすく紹介してくれる場所です。同じフロアには喫茶店と屋上庭園もあって、観劇前後にふらっと立ち寄れる構成。
初心者メモ: エレベーターは「屋上庭園・ギャラリー行き」のものに乗らないと5階に止まりません。普通のエレベーターに乗るとオフィスフロア直行で、わたしのように7階に放り出されます💔当たり前だけどちゃんと行き先確認してからエレベーターに乗らないとね(笑)
コンパクトだけど、見応えあり
ギャラリー自体は広くはなく、展示もさらりと見られる。ただ歌舞伎の歴史、昔の筋書き、舞台機構の仕組み…どれもパネルにきゅっとまとまっていて、改めて「歌舞伎って面白いよな〜」と思える内容でした。


お気に入りは、黒衣(くろご)さんが解説してくれるパネル。「よく使われるこの三色は何を表しているのですか?」という問いに、黒衣さんが指差しながら答えてくれるんです。歌舞伎の幕でおなじみの黒・柿色・萌黄色の三色は「定式幕(じょうしきまく)」というシンボル的な幕なんだそう。へえ〜!
歌舞伎座の5階という立地的に、見逃してしまう人も多そうだけど、初心者にこそ寄ってほしい、そんな場所でした。(せっかくなら劇場内にもこういうところがあったらいいのに・・・)
銀座のなかの涼風 ― 屋上庭園
ギャラリーから外に出ると、そこは屋上庭園。す〜〜〜〜っと涼やかな風が吹き抜けて、思わず深呼吸。


コンパクトな空間ながら、芝生、瓦屋根、鬼瓦のオブジェ、石灯籠…和の要素がぎゅっと詰まった素敵な場所です。
着物を着て写真撮影をしている人、喫茶店の順番待ちをする人、ベンチに腰掛けて休む人。数少ないベンチは埋まっていたので、ぐるりと一周してから退散。それでも十分にリフレッシュできました。
ちいさなここすけ、模型の中を歩く
屋上庭園から階段を降りて4階へ。ここには、歴代の歌舞伎座の模型が並んでいます。第一期から第四期まで、それぞれの時代の歌舞伎座が細部までしっかり作り込まれていて、なかなかの見応え。








明治22年の第一期は洋風建築、大正期の第三期は唐破風の屋根が豪華な姿、戦後復興の第四期は重厚な佇まい。時代ごとにスタイルがガラリと変わっていくのが面白いんです。
わたしの心をいちばん掴んだのは、第二期。和風の大屋根がどっしりと構えた、明治末から大正初期の歌舞伎座です。模型を覗き込んでいるうちに、なんだか自分が小さくなって、その中を歩いているような感覚に。
「ああ、この時代の歌舞伎座で観劇してみたい!」って、本気で思ってしまいました。叶わない願いだけど、想像するだけで楽しい。VRでなんとかならんかな。
まとめ:次は松竹大谷図書館へ
ギャラリーをひと回りして、すっかり歌舞伎座の歴史に魅了されてしまいました。次に行きたいのは、松竹大谷図書館。歌舞伎関連の貴重な資料が収蔵されているそうで、古い筋書きとか、第二期の歌舞伎座の内装がわかる資料とかがあるならぜひ覗いてみたいです。…と思って向かったら、この日は祝日で閉館😭 休館日とか定休日とか、ちゃんと調べようよって思うよね、毎回・・・とりあえず次回の楽しみにとっておきます。
観劇前後の寄り道に、歌舞伎座ギャラリーはおすすめ。コンパクトな空間に、歌舞伎を好きになるきっかけがぎゅっと詰まっています。團菊祭のような華やかな公演の余韻と一緒に味わうと、よりいっそう深く染み入ります。
歌舞伎座ギャラリー
| 施設名 | 歌舞伎座ギャラリー |
| 所在地 | 東京都中央区銀座4丁目12番15号 歌舞伎座タワー5階 |
| アクセス | 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」3番出口より徒歩すぐ |
| 入場料 | 無料 |
| 開館時間 | 10:30〜18:00 |
| 休館日 | 不定休 |
| 公式サイト | 歌舞伎座ギャラリー公式 |
| 備考 | エレベーターは「屋上庭園・ギャラリー行き」を利用すること。オフィス用エレベーターでは5階に停まりません |

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