
歌舞伎町の真ん中で、十二単の化け猫が宙を飛ぶ。中車さんの化け猫はちょっとかわいくて、團子さんの十三役早替わりは息つく間もなく。やはり今日も最高でした。
獨道中五十三驛ってなに?
『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』は、『東海道四谷怪談』でおなじみの四世鶴屋南北が書いた1827年初演のお芝居。長らく上演が途絶えていたものを、1981年に三代目市川猿之助(二世猿翁)が復活上演して以来、澤瀉屋(おもだかや)を代表する人気演目になりました😺
タイトルの通り、京都の三条大橋から江戸へ向かって東海道五十三次の宿場を旅していく道中物。早替わりで次々と道中の人々が現れるというエンタメ全開の作品です。

今回は澤瀉屋一門に加えて、人気声優が日替わりで登場する「こえかぶ」(朗読で楽しむ歌舞伎)とのコラボ。歌舞伎と声優さんの「声の歌舞伎」の融合という、ちょっと攻めた試みでした。


チケットは賭けに出た
実はチケットを予約する時の話。予約の時点ではまだこえかぶ出演声優さんが発表されていない日程もあって、5/5の声優さんは「未定」の状況。ゴールデンウィークだしもしかしたら有名どころが配役されるのでは?!という淡い期待を込めて、その日を予約しました。
そしたらなんと予想が大当たりで、細谷佳正さんでしたー😭進撃の巨人のライナー・ブラウンといえばわかってもらえるでしょうか。進撃の巨人ファンとしてはこれは嬉しい🥹おそ松さん好きとしては櫻井孝宏さんや福山潤さんの回にも行きたかっただけど、日程的にそこは断念・・・初めての声優さんの朗読劇(?)なので、ちょっとドキドキ。
ちなみにこえかぶの印象としては・・・細谷さん、ライナー感はそんなになくて、どちらかというと『斉木楠雄のΨ難』の窪谷須亜蓮(くぼやすあれん)だったかも🤣どちらにしても素敵でした。
初めてのTHEATER MILANO-Za

東急歌舞伎町タワーの6階にあるTHEATER MILANO-Zaは今回が初めての訪問。新宿に来るのも久しぶりでいつもの通りにしっかり迷子。

約900席のコンパクトな劇場で、舞台との距離も近くてとても良い空間でした。
(ただ、売店は大行列!システム的にちょっと改善の余地がありそうだな〜なんて、なかなか進まない行列で思ってましたよ?きっと、みんな・・・思ってたよ?ね?)
5列目で観た、汗まで見える距離
お席は1階E列、舞台から5列目というなんともありがたい距離感。(会場内の撮影はできなかったので、お見せできる写真がなくて残念!)
二幕目「岡崎無量寺の場」では、中車さんが十二単をまとって宙を飛ぶ化け猫を初役で。THEATER MILANO-Za初の宙乗りだそうです。なんていうか、中車さんの化け猫がちょっとかわいいところもあって、これは現地でしかわからない感想かな。宙乗りってこわいのかな、楽しいのかな、安定してるのかな、どんな景色なのかな。
そして大詰の『写書東驛路(うつしがきあずまのえきろ)』、團子さんの十三役早替わりはまさにめくるめく。お半・長吉から、老若男女、果ては雷まで。
5列目だと、滴る汗まで見えてしまう距離感。口上でもおっしゃっていた通り、舞台裏で走っている気配が背景の幕の揺れ方でなんとなくわかるのも好き。席の角度の関係でちらっと裏側が見えてしまう瞬間もあって、「わ!見えたー!」となって一人でお祭りわっしょいしています(笑)
まとめ

筋書、アクリルコースター、A4クリアファイルもしっかり購入!
歌舞伎と声優さんのコラボという新しい試み、最初は「どうなるんだろう?」と思っていたけれど、実際に観てみたら歌舞伎初心者にもとても入りやすい構成でした。声優さんの語りで物語の流れがすっと頭に入ってくるので、そこからの澤瀉屋一門の歌舞伎パートも楽しめるという攻めた企画は、大成功だと思いました⭐️
来年は他の声優さんのこえかぶも聞きたいです☺️(え?歌舞伎じゃなくて?笑)声優界の推しが出たら、それはそれでもう歌舞伎どころではなくなりそう・・・来年もまた開催して欲しいです。
最新のチケット発売情報はこちら→https://happy-go-solo.com/ticket-release-schedule/
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