
「もう一度、大きな画面で見たい。それに尽きる映画でした。」・・・前回の記事をそう締めくくって約1ヶ月。願いは意外と早く叶うもので😂 2回目の『落下の王国』、今度はMorc阿佐ヶ谷で観てきました。やはり今日も最高でした。
前回の目黒シネマ回も、下の関連リンクからどうぞ。
七夕飾りに迎えられて、Morc阿佐ヶ谷へ
阿佐ヶ谷駅から映画館までの道は、商店街に七夕飾りがずらり。星型やらいろんな形があって、歩くだけでも楽しい。飾りは全部違うのかな? 上映前から、ちょっとした街歩き気分でワクワクする。かわいい街。

Morc阿佐ヶ谷ってどんな映画館?
Morc(モーク)阿佐ヶ谷は、駅から徒歩数分のミニシアター。新作の封切館ではなく、国内外の旧作や準新作、リマスター版などを中心に上映している、いわゆるミニシアターですね。今回の『落下の王国 4Kデジタルリマスター』も、2025年11月のリバイバル公開からめぐりめぐって、ここ阿佐ヶ谷へ。


館内は、正直言ってかなり狭め。先日行った目黒シネマよりもさらにコンパクトです。そして上映が始まってから入ってくるお客さんが結構いて、びっくり。ふらっと立ち寄れる地元の映画館ということ?
わたしの席は後方の小上がりになっているところ。目の前が通路だったので、視界を遮る人が誰もいなくてとっても見やすかったです。そのぶん画面からは少しだけ距離があるので、スクリーンは小さく感じたけれど、これはこれで落ち着く席でした。
なかなか変わった作りの席の配列なので、どこのお席にするか結構悩む。
手書きイラスト入りの上映スケジュールもかわいくて、ミニシアターらしい温かさ。入口の『落下の王国』ポスターも素敵で、上映前から気分が上がります。


2回目だから見えた、ロイとアレクサンドリア
1回目は、とにかく映像美に圧倒されっぱなしでした。2回目の今回もまた映像に引っ張られるかー?! と思ってたのだけど、意外と映像よりももっと物語に集中して観ることができた気がします。
それはきっとリー・ペイスが素敵すぎたからかな。
リー・ペイス演じるロイは、スタントの事故で体を痛め、生きる気力をなくしてしまったスタントマン。同じ病院に入院している女の子のアレクサンドリアに物語を聞かせる代わりに、彼女を利用して(よからぬ目的のための)薬を手に入れようと、彼女を操ろうとしていたのです。
ロイがアレクサンドリアに語る物語の進め方は、彼女の機嫌を損ねてロイの思い通りに動いてもらえないことを懸念してか、あるいはそこまで考えてはないのかもしれないけど、とにかくアレクサンドリアの希望通りに物語を創造していくのだから、ある意味ではアレクサンドリアの方がロイを操っているようにも感じる。そして、ロイがアレクサンドリアに聞かせるその物語を通して、ロイ自身もが救われていく魂の救済のお話。
操っているようで、実は自分自身がその波に巻き込まれていた。そして自分が作ったと思っていた物語は、実は二人で紡いだ物語で、その物語にロイ自身が救われる。2回目にしてようやく、この関係の面白さをじっくり味わえた気がします。
もう一度見たらもっと変わるんだろうな〜。
わかっていても、泣く
展開は全部知っているし、なんなら予告編もYouTubeで何回も見ました。だからこそ「あのシーンがくる」とわかった瞬間から目頭が熱くなるという、予習済みならではの号泣に(笑) 最後の方はもう、見ているだけで涙が止まりませんでした。
結末を知っていても泣ける。むしろ知っているから泣ける。この映画の力、恐るべしです。
リー・ペイスがかっこよすぎる
そして今回、改めて思い知りました。ロイを演じるリー・ペイスがかっこよすぎて、目が離せない。表情も、声も、話し方も、仕草も全てがほんとにかっこよかった。素敵、すき、かっこいい、最高。
『ホビット』にも出ているらしいので(エルフの王様だそう)、見るかー! と早速心に決めました(笑) U-NEXTにあるかな…
まとめ
2回目は物語に、そしてリー・ペイスに集中した『落下の王国』。もちろん映像は何回見ても息が止まるほどの美しさで、石岡瑛子さんの衣装は素敵すぎてかっこよすぎて、音楽もやっぱりエンドレスで聞いてしまうくらいに好き。何回観ても、そのたびに違う場所に心を掴まれる映画です。
人生の映画NO.3には入るわ〜と思ってたけど、1位になったかも・・・🏆
七夕飾りの商店街と、小さくて温かい映画館。Morc阿佐ヶ谷、いい時間でした。
3回目は・・・もちろんある!

