七月大歌舞伎 一幕見席『末広がり』(2026年7月・2回目)

七月大歌舞伎の幟がかかる歌舞伎座 歌舞伎
七月大歌舞伎の幟がかかる歌舞伎座
七月大歌舞伎の幟がかかる歌舞伎座

約束までに少し時間があったので、急遽歌舞伎座へ。思い立ったが吉日、というより思い立った数時間後には客席にいられるのが、一幕見席のすごいところです。やはり、今日も最高でした。

『末広がり』ってどんな演目?

七月大歌舞伎 昼の部の幕開きを飾る『末広がり(すえひろがり)』は、狂言をもとにした舞踊劇。主人の大名から縁起物の扇「末広がり」を買ってくるよう命じられた太郎冠者が、それが扇のことだと知らず、まんまと古傘を売りつけられてしまう、というユーモアたっぷりのお話です。太郎冠者は中村隼人さん、大名は市川染五郎さん。

じつはこの『末広がり』、観るのは今回で3回目。1回目は一幕見席、2回目は最前列、そして今回また一幕見席です。通ってしまう理由は、のちほど。

一幕見席の入り方

チケットは当日の朝にオンラインで購入。お値段は1,000円+システム利用料110円で、しめて1,110円。あと1円で1,111円になったのにな〜。この気軽さ、ほんとうにありがたい。

入口は、歌舞伎座の正面に向かって左側にある一幕見席専用入口から。エレベーターで4階へ上がります。観劇できるのは4階のみで、1〜3階には行けません。帰りも専用階段で1階までおります。

4階からの眺めと客席

一幕見席の客席は、なんと2列だけ。おすすめは2列目の後ろの方です。最後列なので「後ろの人に迷惑かな?」と気にしなくていいのが気楽(前のめりは最後列でもNGです🙅‍♀️)。客席の後ろにはベンチもあって、開演までゆっくり待てます。

そして4階ならではの特徴が、天井との距離。ほぼ天井です(笑)。舞台は思ったよりちゃんと見えますが、花道は七三だけかろうじて・・・。役者さんの出と入りは見えないので、そこは割り切りが必要。

急遽買った、歌舞伎座オペラグラス

急に来たのでオペラグラスを持っておらず、歌舞伎座オリジナルの3倍オペラグラス(1,100円)を購入。ロゴ入りなのがうれしい。

ただ、ピントを合わせるらしきクルクルするところを回していたら、回しすぎたのか何が正解かわからなくなり、そこからはクルクルクルクル。結局、使い方がわからないまま終わりました(笑)。3倍なので「少し拡大したい」くらいのとき向きかなと思います。

3回目の『末広がり』

この演目のお楽しみが、太郎冠者の傘回し。1回目は成功、2回目は成功ならずでしたが、今日の傘回しは・・・ドキドキしましたが、今回は大成功!うれしい!勝手に勝率を追いかけています。

そして末広がりで一番好きなのが、傘回しのときに扇子を使って拍手する大名。めっちゃ嬉しそうですごくかわいい(笑)。

まとめ

待ち合わせや次の予定まで時間があるとき、さらっと観られる一幕見席。全幕はちょっと、という人にもおすすめです。お手軽に歌舞伎を浴びられる幸せ(浴びる、って我ながらどうなのよ)。

帰り道、東銀座駅のホームが定式幕デザインなことに気づいてテンションが上がりつつ、歌舞伎気分のまま次の予定へ💨

東銀座駅ホームの定式幕デザイン
東銀座駅ホームの定式幕デザイン
七月大歌舞伎 公演情報
公演期間2026年7月2日(木)〜26日(日) ※休演日:9日(木)、17日(金)
劇場歌舞伎座(東京・東銀座)
開演時間昼の部 11:00 / 夜の部 16:15 ※『末広がり』は昼の部の序幕(11:00〜11:22)
演目・出演昼の部『末広がり』『時今也桔梗旗揚』『元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿』/ 夜の部『鎌髭』『め組の喧嘩』『春興鏡獅子』。『末広がり』は太郎冠者=中村隼人、大名=市川染五郎。
チケット一幕見席は4階席。一演目から鑑賞でき、前日正午から指定席、当日に自由席を販売(料金は演目別)。
備考一幕見席は4階のみ(1〜3階には入場不可)。専用入口は劇場正面に向かって左側。
ひとり観劇メモ思い立った当日の朝でも買えることがある気軽さが、一幕見席のいちばんの魅力。最後列なら後ろの方を気にせずゆったり観られます。オペラグラスは持参がおすすめ(忘れても売店で買えます)。
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