
2階最前列で見た歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』。結論から言うと、染五郎さんのシュテンがパーフェクトでした。衣装もお化粧も、すべてにおいてカッコいい。ブロマイドは後日オンラインで買いこみました。やはり、今日も最高でした。
朧の森に棲む鬼ってどんな舞台?

『朧の森に棲む鬼』は、2007年に劇団☆新感線と松竹がタッグを組んで初演された舞台。当時主人公のライを演じたのは市川染五郎さん、つまり現在の松本幸四郎さんです。それが17年の時を経て、「歌舞伎NEXT」の第2弾として新橋演舞場に帰ってきました。作は中島かずきさん、演出はいのうえひでのりさん。
物語は『リチャード三世』を下敷きに、嘘と欲望で王座に上り詰めていく男・ライのお話。今回はそのライを、幸四郎さんと尾上松也さんがダブルキャストで演じるという趣向で、ライを演じない回はサダミツ役で登場するというのがまた面白い。
わたしが観たのは昼の部、松也さんがライの回でした。お席は2階最前列の少し上手側。手すりに視界を遮られることもなく、舞台全体を見渡せる良いお席でした。
染五郎さんのシュテンがパーフェクト

もう、ほんとこれ。衣装もお化粧も、すべてにおいてパーフェクトにカッコいい。
立ち回りは最高だし、なんなら普通に立っているだけでかっこいい。動いてもかっこいい、止まってもかっこいい。もはや存在がかっこいい。
後日オンラインでたくさんブロマイドを買っていました。(必然)オンラインで買うと、好きなものをぽいぽいクリックしてたらカートの合計金額がえげつないことになることってありますよね。この時も金額がおかしなことになっていて目が点に(笑)あとでちゃんと厳選したものだけを買いました〜🧐
時蔵さんのツナ、全部やん
そしてもうひとり、心を撃ち抜かれたのが中村時蔵さんのツナ。
まずビジュアルが最高、佇まいも所作も好き。そして妖艶さと色気。もう全部ですやん。
シュテンとツナ、このふたりを同じ舞台で観られるなんて、なんて贅沢な公演なんでしょうか。
新感線の音楽にびっくり、からの、かっこいい
歌舞伎NEXTならではの体験だったのが、音楽。いつもの歌舞伎とはまったく違うので、最初はびっくりしました。
でも不思議なもので、慣れてくるとこれがかっこいい。物語の疾走感と音楽がぴったり合っていて、気づけば楽しくなっていました。普段の歌舞伎とは違う入口として、こういう公演から歌舞伎に触れてみるのもアリだなあと思います。
まとめ
肝心の松也さんのライは、しっかり悪かったです(笑)嘘と欲望の男、堪能しました。
森の幕が目の前に広がった瞬間から、朧の森の世界に引き込まれた昼の部。ひとつだけ心残りは、新橋演舞場がいつもどおりの大混雑で、売店をゆっくり見られなかったこと!いろんなグッズを買いたかったけど、まぁブロマイドは無事に手元にあるので、すべて良しとします!

