
夕方のポロト湖、ほとんど人がいなくて、湖を独り占め。すごく静かでずーーーーーーっと見ていたくなる風景でした。帰りの電車が迫っていて時間がないのに、さらに時間を奪われるっていうね(笑)やはり今日も最高でした。
歩いた順路を写真で見る → より道さんぽ:ウポポイルートマップ(2026年4月)
ウポポイってどんなところ?
ウポポイ(民族共生象徴空間)は、北海道白老町のポロト湖畔にあるアイヌ文化の復興と発信の拠点です。2020年にオープンして、道内初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」と、アイヌ文化を体感できる「国立民族共生公園」などからなっています。ちなみに「ウポポイ」はアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」という意味なんだそう。
最寄りはJR白老駅。札幌から特急で約1時間、駅からは徒歩10分ほどです。
駅から歩く、アイヌ語の道しるべ

白老駅からウポポイまでの道には、かわいい案内サインが立っています。「アプカㇱ(歩く)」「ホユプ(走る)」「シニ(休む)」と、アイヌ語と鹿のイラストつき。



歩く、走る、ときて「休む」。まだ全然歩いてないんだけどな?と思いつつ、サインを撮りながらのんびり向かいました。さんぽの始まりとしては満点。期待が高まります〜!
博物館で、映像に時間を奪われる

国立アイヌ民族博物館では、映像展示がとてもよかった。アイヌの歴史や生活について、映像でじっくり解説してくれて、知識ゼロのわたしにもすっと入ってきます。展示室もほとんど人がいなくて、自分のペースで観られたのもありがたかった。あまりに長居しすぎて、要注意人物になってなかったか、それだけが気がかり(笑)


刺繍の文様や衣装、丸木舟などの実物展示も見ごたえがあります。第10回テーマ展示「ケレ ヤン、ヌカㇻ ヤン、ヌ ヤン さわる、みる、きく 国立アイヌ民族博物館 2」では実際に展示しているものを触ることができました。見て学ぶだけではなく、触ることで新たな発見もあり、とても楽しい展示でした。
それにしても文様って、見れば見るほど吸い込まれる・・・
チセの中へ、イナウづくりの見学

博物館を出たら、湖畔の伝統的コタンへ。チセ(茅葺きの伝統的な家屋)の中にも入らせてもらいました。
ちょうど翌日に、湖水開きを兼ねて舟の安全を願う儀礼「チㇷ゚サンケ(舟下ろしの儀式)」があるそうで、チセではスタッフの方がイナウ(木を薄く削ってふわふわにした、神様に捧げる木幣)を作られていました。少しの間、作業を見せていただいたのですが、初めて見るイナウ作り、釘付けになってしまいました。電車の時間が迫っていて最後まで見られなかったのが心残りです・・・儀式もきっと見ごたえがあるんだろうなぁ。
ポロト湖を独り占め

最後にもう一度、ポロト湖へ。夕方の光で、雲がそのまま湖面に映って、空が二つあるみたい。
人もほとんどいなくて、静かで、波の音だけ。ずっと見ていたくなる風景に、また時間を奪われました。電車の時間がほんとに迫ってるのよ(笑)
まとめ

帰り際、「スイ ウヌカラアンロ(またね!)」と書かれたマスコット・トゥレッポんのサインに見送られて、ウポポイをあとにしました。アイヌ語で「またね」って言われたら、また来るしかないじゃないですか。とか悠長なことを言ってる場合ではなく、駅までは猛ダッシュ!余韻に浸るとかないわけ?ってくらいに階段を駆け上り、ギリギリセーフ。わたし、駅まで「ホユプ(走る)」。

その日の夜は札幌に戻って、奥芝商店のスープカレーをテイクアウト。容器に手書きのメッセージが添えてあって、一日の締めまであたたかい気持ちになりました。だって、手書きのメッセージが逆さまなんだもの(笑)
体験プログラムや儀式まで楽しむなら、時間はたっぷりめに。わたしは次回、チㇷ゚サンケの日を狙って行きたいと思います!

