
へし切長谷部(刀剣)がいるらしいということで、太宰府の九州国立博物館まで行ってきました。国宝の名刀を前に、わたしの目に焼き付いたのは・・・後ろに並ぶ列の気配でした(笑)。やはり今日も最高でした。
きゅーはくのたからってどんな展覧会?
九州国立博物館の開館20周年を記念した特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」(2025年7月5日〜8月31日)。九州・沖縄にゆかりのある国宝60点以上が一堂に会する、27年ぶりの機会だったそうです。
刀剣乱舞ONLINEとのコラボも開催されていて、会場にはへし切長谷部・同田貫正国・日光一文字・古今伝授の太刀・笹貫、5振りの刀剣男士の等身大パネルが並んでいました。パネル、かっこよかった。オリジナルドリンクも普通に美味しくて好き。


へし切長谷部、行列の先の数秒
お目当ては国宝「圧切長谷部」。織田信長が、台所の棚の下に隠れた茶坊主を刀を押し当てたまま圧し切った、という逸話から名付けられた黒田家伝来の一振りです。キャプションには「かくれてもムダ!」の文字。公式、遊んでません?(笑)

会場に入ると、奥に刀剣が並んでいたのですが・・・へし切長谷部を見るためだけの行列が展示室内にできていました。最後尾に並び、順番に流れるように見ていくスタイル。つまり、目の前に来てもゆっくりは見ていられないのです。

そして、ようやく訪れた対面の数秒間。わたしの頭に浮かんだのは「後ろの人、待ってるよね?」でした。国宝を前にして気になるのは背後の気配。信長に叱られそう(笑)。でもやはり後ろが気になってしまって、目の前の刀剣には全集中はできませんでした。
人形人参という宝物
今回いちばん心を掴まれたのは、実は刀ではなく「人形人参」。江戸時代、対馬藩の人参掛(朝鮮人参の輸入を管理していたお役所)で見つかった、人の形をした高麗人参です。しかもれっきとした重要文化財。

見つけた当時の人は「え?これ人間の形してない?!うけるー!」だったのか、それとも「おぉ、なんと!これは人の魂宿りし人参っ!」みたいな感じだったのか。どちらだったのかはわからないけれど(たぶん後者)、誰かが「お!」となって、大切にされて、それがいまこうして博物館に並んでいる。当時の「いま」が歴史になって展示ケースに収まっているのが、なんだかとても好きなんです。当時の物語を想像するだけで楽しい。
気づけば人形人参だけで5枚も撮影していました。刀を見に来たはずなのに。
そして出口では展示品のカードが無料配布されていて、いろいろある中から厳選して高麗人参の1枚だけをいただきました。「人形じゃなくて人参なんです」。これはもう宝物だぜ?すっかりお気に入り。

まとめ
会場は結構な混雑ぶりで、特に刀の展示まわりは大人気でした。グッズもたくさん売っていたけれど、たくさんありすぎて逆に何も買わず。あるあるですよね〜。
帰りは参道で梅ヶ枝餅をひとつ。梅ヶ枝餅、九州物産展で見かけると必ず買うくらい好きなので、本場でも食べられて大満足。たくさんのお店があるので、せっかくなら違うお店のものも買って食べ比べするのも楽しいです。

国宝も、人参も、餅も。やはり今日も最高でした。

