
今月は「定額制観劇サービス」を使っての歌舞伎座。お席は2階最前列の、かなーーーーり上手側。夏の歌舞伎座で観る怪談は、幽霊よりも強欲な人間の方がこわかったです🫨やはり今日も最高でした。
八月納涼歌舞伎ってなに?
毎年8月に歌舞伎座で行われる「八月納涼歌舞伎」は、三部制で気軽に楽しめる夏の恒例公演。今年の第一部は、三遊亭円朝の落語をもとにした通し狂言『怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)』です。


定額制観劇サービスで2階最前列へ
今回は松竹歌舞伎会の「定額制観劇サービス」を利用しました。定額で、2階席の空いているお席から選べるサービスで、2階なら桟敷席もOK。ただし予約は公演日の1週間前から、しかも電話予約のみ。人気の公演だと良席が取れないこともあるので、そういうときはあきらめて一般でチケットを取ります(笑)

今回のお席は2階1列の上手側。舞台は少し遠いけれど、花道の七三も見えて意外と悪くないということがわかりました。ただしオペラグラスは必須です。
幽霊より、人間がこわい

『怪談 牡丹燈籠』、ひとことで言うと幽霊よりも強欲な人間の方がこわいというお話でした。
そしていちばん笑ったのが、伴蔵の巳之助さんとお峰の右近さんの夫婦の掛け合い。お金をめぐるやりとりも、嫉妬に狂う場面も、とにかく間合いが最高。右近さんって、面白くなる間合いってものを動物レベルでわかってらっしゃるんじゃないかと思う。理性とかそういうのを飛び越えて、ほぼ本能。動物として面白いがわかる感じ?ほんと、天才かよ。
幸四郎さんは狂言回しの三遊亭円朝と馬子久蔵の二役。円朝の語りの場面は舞台美術も相まって絵になるかっこよさなのに、久蔵は笑える。この振り幅も見どころでした。幸四郎さんのそういうところめっちゃ好き。

そして辰之助さんのお露。やはりいつ見ても最高にかわいい。幽霊らしく手で操る仕草にぞっとする反面、こんな可愛い子なら操られてもかまわぬよ・・・となりました(←ダメ絶対)。呪い殺される新三郎の染五郎さんもイケメンすぎて眼福。次に歌舞伎座に行く頃には舞台写真が売られているはずなので、買おうかなと画策中です💕
真っ暗な場内と、まさかの涼
印象的だったのが、場内がずっと暗いこと。午前11時開演なのに、始まってすぐに真っ暗。「いま何時だよ!」となります(笑)たまーに客席側にも光が入る場面があって、なんかちょっとほっとしました。
ただ幽霊たちの照明はすごーーーく控えめで、辰之助さんが見えづらいのが悩ましいところ。もう少し明るくしてほしい・・・けど幽霊だし無理か😂
大雨のシーンも、夏の怪談らしい涼の演出。ここ数日は酷暑続きの毎日だったのに、観劇した日に限ってまさかの25℃!納涼する必要のない日に納涼歌舞伎を観るという、ちょっとしたオチがつきました。最前列の方達、どうぞお風邪など召されませぬよう・・・
幕間は吉兆のお弁当


幕間は吉兆のお弁当🍱量が多すぎず少なすぎず、最高の塩梅でした。お魚も太巻きも美味しかったのですが、一番嬉しかったのはゆで卵🥚おいしかった!

まとめ
幽霊のこわさ、人間の強欲、夫婦の爆笑の掛け合い、そして可愛すぎるお露。盛りだくさんの第一部でした。
このあとは第二部も観るので、ロビーで待機。一日歌舞伎座で過ごす贅沢が続きます。幸せ〜

